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イオン電極取扱上の注意
はじめに、付属の取扱説明書を参照してください。
ガラス電極
- 応答膜のガラス膜は破損しやすいので衝撃を与えないこと。
- ガラス膜に付着した汚れは、水などをしみ込ませた柔らかい布、またはスポンジを用いて拭き取ること。
- 低濃度の測定対象イオンを含む溶液に浸して保存すること(長期間使用しないときは乾燥状態で保管する)。
- 長期間乾燥した状態で保存したガラス膜電極は、低濃度の対象イオンを含む溶液に6~12時間浸した後、標準液での測定値が安定することを確認してから使用すること。
固体膜電極
- 低濃度の測定対象イオンを含む溶液に浸して保存すること(長期間使用しないときは乾燥状態で保管する)。
- 電極表面が沈澱性の物質で覆われた場合、感応膜が多結晶固体膜のときは電極表面を1200番程度の細かい研磨紙で研磨して再生すること。イオン応答膜が単結晶のときはエタノールで5~10分間洗って再生する。
- 再生を行なったときは検量線を作り直すこと。
- 長期間空気中で保存した多結晶固体膜電極は、使用に先立って2.の再生処理を行い、処理後は低濃度の測対象イオンを含む溶液に充分に浸してイオン応答膜の安定化を図ること。安定化が不十分なときは検量線が変動することがある。
液体膜電極
- 低濃度の測定対象イオンを含む溶液に浸して保存する。
- 液体膜の汚れや損傷および内部液の状態に注意する。
隔膜形電極
- 電極は内部液と同じ組成の溶液、または低濃度の測定対象イオンを含む薄い溶液に浸して保存する。
- ガス透過性膜の汚れや損傷、内部液の状態に注意して汚れや損傷のある場合および電位勾配の低下、応答速度の低下がみられた場合は、ガス透過性膜の交換、内部液の交換および内部電極の感応膜の純水洗浄やエタノールで汚れを除去する。
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