マイクロトンネル MDLT-ONEシリーズ
概要
MDLT-ONEは、エンジン排ガス中の粒子状物質(PM)の捕集装置です。
エンジン排ガスの一部を、もとの排ガス流量と採取排ガス流量との比率が常に一定になるように採取し、空気により一定流量に希釈する、分流希釈方式を採用。本方式により、最新規制の測定法に対応しながら、小型の希釈トンネルシステムを実現しました。
また、高精度なベンチュリ流量計とピエゾバルブの組み合わせにより、高速な流量制御応答が可能です。
特長
- 設置がしやすいコンパクト設計
加熱フィルタ装置と流量制御装置をワンラックに搭載しました。アーム型トンネルの採用により、自由度の高いレイアウトが組めます。オートフィルタチェンジャ※はラック内に搭載できるため、省スペースでご利用いただけます。 - 自動校正ソフトを搭載、流量校正も簡単
希釈空気と希釈排ガス用の2つのベンチュリ流量計の差を“0”にする自動校正ソフトを搭載。シーケンス機能の追加により、試験のテンプレートの自動立ち上げが可能です。 - 統合計測プラットフォーム搭載
HORIBA ONEシリーズ製品には、今後のシリーズ展開を前提とした共有のプラットフォーム「HORIBA ONE PLATFORM」を採用。複数の排ガス測定装置の制御管理をひとつに統合し、優れた操作性を提供します。
※オプションのため、ご購入時にご相談ください。
アプリケーション
エンジンのPMエミッション計測
・HVなど低排気量車両のエンジン挙動解析に有効
・マイクロトンネルによる中軽量車両のPM計測も可能
エンジン適合及び触媒開発
対応規制・規格
ISO-16183規格準拠
EU:Euro IV (重量車)
日本:ポスト・ポスト新長期規制
北米:40 CFR Part 1065/1066
製造会社: HORIBA
仕様
装置概要
PM捕集方法 | 分流希釈方式 |
|---|---|
希釈制御モード | 分割比一定モード(トランジェント、定常) / 希釈比一定モード(定常) / 任意流量制御モード |
希釈制御方式 | リアルタイム制御方式 / 予測制御方式 |
排ガス流量信号 | 0〜10Vアナログ入力、アイソレート済信号 |
排ガス流量 qmdew | 25〜80L/min※1(20 ℃、101.3 kPa換算での流量) |
希釈比精度 | CO2での誤差±5%以内 |
PM排出質量計算※2 | 積算流量値・平均希釈比等を用いたPM排出質量(g/test、g/kWh)算出、およびデータ保存 |
構成
装置構成 | 本体架台:マイクロダイリューショントンネル架台 |
|---|---|
ユーティリティ | 精製空気:希釈用空気、400〜700kPa、オイルフリー流量、100L/min以上(20 ℃、101.3kPa換算) |
電源 | 本体架台:AC100/115/120/200/220/230/240V、50/60 Hz、単相 |
消費電力 | 本体架台:最大3.0kVA |
外形寸法 | 本体架台:570(W)×730(D)×1700(H)mm |
質量 | 本体架台:約300kg(操作ユニット除く) |
フィルタライン数 | DLT架台:最大6ライン(サンプル5、バイパス1) |
フィルタホルダ | ・φ70mmタイプ:直径70mm、有効径60mm |
使用条件
サンプル圧力 | 大気圧〜40kPa、排気ラインの背圧1kPa以下 |
|---|
オプション
オートフィルタチェンジャ※3 | PM捕集フィルタ(φ47mm)自動交換装置 |
|---|---|
フィルタ前切り替えバルブ | フィルタ前にエアバブルを追加 / バイパス状態でのサンプルフィルタの交換用 |
HOSTインタフェース※3 | LAN通信(PC標準装備10BaseTポート使用) / IEEE802.3(ISO880 2/3)仕様に準拠 |
希釈用空気温調機/コンプレッサ | |
※1 フィルタ表面流速の規定値(100cm/s以下)より、φ47mmフィルタを使用する場合、体積流量換算で65L/minにする必要があります。
※2 PM排出質量計算にはPM捕集量の入力が必要です。エンジン出力あたりでの表示(g/kWh)時にあわせてエンジン出力(kW)も入力して下さい。
※3 ご購入時にHORIBAにご相談下さい。
[HORIBAグループ全社休業のお知らせ]
誠に勝手ながら、2022年11月3日(木・祝)~11月6日(日)はHORIBAグループの全社休業日となります。この間にいただいたお問い合わせにつきましては、11月7日(月)より順次対応いたします。ご不便をお掛けしますが、ご理解、ご了承いただけますようお願いいたします。


