顕微光学系を用いた装置は、ミリメートルからマイクロメートルスケールの微小領域の分析が可能です。
また、原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscope : AFM)と組み合わせることでナノメートルスケールの分析が可能となり、ナノ材料開発ツールとしても有効となってきました。
一方、非破壊・非接触、ガラス越しの水溶液測定も可能であることから、化学プロセスを含む各種生産プロセスにおけるモニタリングツールとしての用途が広がっています。
堀場製作所は、独自の高性能分光器、高感度検出器、データ処理技術を用いた様々なラマン分光ソリューションをご提供します。とくに、当社の特長である紫外~近赤外領域の幅広い波長領域測定、シングル分光器では最高のスペクトル分解能、多岐に亘る測定アクセサリ、データ処理機能、カスタマイズ技術をベースにし、お客様のご要望にお応えする製品・分析サポートをご提供します。

| テクノロジーの融合がもたらすまったく新しいソリューション! 高速液体クロマトグラフ(HPLC)とラマン顕微鏡複合装置です。HPLCの分離能力とラマン分光装置の識別能力を兼ね揃え、混合試料を精度高く定性可能です。専用ソフト「LiChRaTM」により2台の装置をスムースかつ容易に操作することが可能です。ヘルスケア・医薬・ライフサイエンス・食品・化成品分野などへ新規アプリケーションを提案します。 |

| 容易な操作性を実現した高速ナノイメージング装置 原子間力顕微鏡(AFM)と顕微ラマン分光装置の統合装置です。AFMによる表面物理情報、ラマン分光装置による化学情報を同一エリア・同時高速測定により取得できます。専用チップを使用することで、チップ増強ラマン分光(TERS)、近接場顕微鏡(SNOM)測定も可能です。 |

| オートメーション機能を強化したハイエンドモデル 23,000件を超える学術報告にLabRAM HRシリーズのデータが掲載されています。HR Evolutionは、紫外~近赤外領域における高いスペクトル分解能測定を継承するとともに、サブミクロンスケールの空間分解能、オートメーション機能を強化した最高峰の顕微ラマン分光装置です。 |

| HORIBAラマン顕微鏡LabRAM Soleilは、進化した高速・高機能イメージング機能により、高速ラマンイメージング、高速マッピング、共焦点3Dラマンイメージを取得。新しいラマンイメージングを切り拓く新製品です。 |

| ラマン顕微鏡XploRA PLUSは、コンパクトな多機能顕微ラマン分光装置です。このコンパクトボディに最大3つの励起用レーザーを搭載できます。また、共焦点光学系の採用によりサブミクロンスケールの空間分解能でイメージング測定が可能です。 |

| バイオサンプルに適した観察機能とイメージング バイオ系サンプルおよび透明試料の測定に適した倒立型顕微鏡とラマン分光装置の統合装置です。レーザー照射系に2Dスキャナを搭載することにより、試料ステージの駆動無しにマイクロメートルスケールのイメージングを取得することができます。 |

| 顕微ラマンなどの表面散乱光の観察ではなく、ラマン光を数 mm の領域で透過測定する光学系を設計することで、錠剤中有効成分の短時間かつ高精度な測定を実現しました。 |

| コンパクトな光学設計により、手軽にラマン分析を実現します。生産現場での工程検査用途や学校教育用途などに最適です。 |

| レーザ照射・ラマン光集光用の小型光学ヘッド(SuperHead)、光ファイバ、および分光器・レーザー光源で構成されるシステムです。光ファイバを介して光学ヘッドのみを生産装置や検査機器に組み込めます。お客様のご要望に合せたご提案が可能です。 |

- 蓄電池で世界をリードする ~全固体リチウム電池の普及をめざして~
大阪府立大学 大学院工学研究科 林 晃敏 教授

- 生活のなかに「抗体」技術を活かす~ヒトの健康と安心のために~
東京大学医科学研究所 津本研究室 長門石 曉特任准教授