排ガス計測機器
HORIBAのガス計測器は、工場や発電施設から排出されるガスを連続監視する「煙道排ガス分析装置」で高いシェアを占めています。連続分析に不可欠なサンプリングシステムの高い応用設計技術力が、高く評価されています。
使用用途をお選びいただくと、該当製品ラインアップをご覧いただけます。
煙道・排ガス管理
各固定発生源から排出される大気汚染物質は、各国の法規制によりその排出基準が定められています。これらの排ガスの連続監視は、環境保全だけでなく、各施設の安定稼働に重要な役割を担っています。
煙道排ガス分析装置 ENDA-9000シリーズ
火力発電所(LNG(液化天然ガス)、石油、石炭)などの煙道排ガス中の窒素酸化物(NOx)、二酸化硫黄(SO2)、一酸化炭素(CO)、酸素(O2)の濃度を高精度に連続測定する装置です。
原理:
煙道排ガス分析装置 ENDA-C9000シリーズ
脱硝装置出口の残留アンモニア(NH3)濃度を連続測定する煙道排ガス分析計です。脱硝触媒の劣化監視、NH3の注入量制御、硫安結晶物の生成防止など、設備の監視・コントロールに活用できます。
原理:
煙道排ガス分析装置 ENDA-5000S [高感度計]
従来のENDA-5000シリーズより低濃度での窒素酸化物(NOx)、二酸化硫黄(SO2)の連続測定が可能な高感度煙道排ガス分析計です。
煙道排ガス分析装置 ENDA-5000シリーズ
煙道排ガス中の最大5成分(NOx/SO2/CO/CO2/O2)を1台で同時測定が可能な装置です。脱硝装置入口の窒素酸化物(NOx)監視や、脱硝装置の出入口の二酸化硫黄(SO2), 酸素(O2)監視など発電所などに導入されている排ガス処理のプロセスコントロール用装置として使用できます。
原理:
ポータブルガス分析計
常設型分析計の性能確認やバックアップ、環境アセスメントなどによる排ガスの一時的な評価など、PG-300シリーズは、さまざまシーンでの計測ニーズにお応えします。ポータブルでありながら常設型と同程度の性能を持ち、3~5日間の連続測定も可能です。機動性と高精度を兼ね備えた分析計として使用できます。
ポータブルガス分析計 PG-300シリーズ
ばい煙やダイオキシン規制への対応から、燃料電池の評価試験や混焼など新たな発電方法まで様々な計測ニーズまで応え、脱炭素社会に貢献する、フィールドタイプの小型ポータブルガス分析計です。
原理:
その他の用途
浸炭炉/ 浸炭窒化炉専用ガス分析計 FA-5000/5200シリーズ
ガス浸炭炉、ガス浸炭窒化炉内の浸炭処理工程において、炉内雰囲気のCPと相関のある、二酸化炭素(CO2)、一酸化炭素(CO)、メタン(CH4)、アンモニア(NH3)を連続測定する装置です。
原理:
[HORIBAグループ全社休業のお知らせ]
誠に勝手ながら、2022年11月3日(木・祝)~11月6日(日)はHORIBAグループの全社休業日となります。この間にいただいたお問い合わせにつきましては、11月7日(月)より順次対応いたします。ご不便をお掛けしますが、ご理解、ご了承いただけますようお願いいたします。